オンライン対戦が楽しいと話題のスプラトゥーン、オフラインレビュー
ここ一週間ぐらい家のネットが繋がらない。
どうしてネットに繋がらないのか解らなかった。
wifiが無いipadなんて、自炊本とkindleでダウンロード済みの本を読めるだけのただの本棚だし、xbox360なんてタダのDVDプレーヤーだ。ネット対戦のできない360のゲームなんてつまらない。Wii UはDVDすら見れない。これはどういうことだ。
自分がどれだけネットに依存していたか実感した。
そんなわけで、今はオシャレなWIRED CAFEにMacbookとかipadを持ち込んで、ドヤ顔で意識高い系ごっこをしとる。人はネットが無ければ生きていけん。
さて、昨日もこんな感じだったけど、昨日はカフェ帰りにゲーセンに寄ってスト4が廃墟なのを確認して、レンタルじゃない方のTSUTAYAに寄ってみたら、ネットでは売り切れだらけで品薄になってるとかなってないとかで話題の任天堂WiiU完全新作タイトルSplatoon(スプラトゥーン)が全然売り切れている様子もなく置いてあったから、ついつい衝動買いした。
1年前のE3で岩田さんはこう言った「全く新しいスタイルの戦略性の高いTPSゲームで、4対4で戦うオンライン 陣取り対戦ゲーム」
オンライン 陣取り対戦ゲーム
そして、このE3以降もPV動画とかオンライン試写会とかいろいろあったと思うんじゃが、少なくともわしが見かけたこのゲームのウリは「オンライン対戦」という部分じゃった。任天堂なのにここまでオンライン要素をウリにするとは、一体どんなゲームなのか。
今、わしの家ではネットが使えない。スプラトゥーンはきっとオンラインじゃないと何もできないゲーム、もしかすると起動すらできないんじゃないかという一抹の不安も感じた。
だが・・・それでも、ネットが使えない今でも、もしかしたら任天堂なら・・・、任天堂なら実はオフラインでも楽しいゲームを作っているんじゃないかと・・・。
帰ってすぐにWiiUにCDを入れ、ゲームを初めてみる。
問題なく起動できた。
まずは一安心。
ゲームが始まり、街に主人公が現れた。どうやら、街にある店などに入るとクエストなどに進む、モンハン4みたいな感じのフィールド画面だ。
試しに店に入ってみる。
「オンラインに繋げ」みたいなことを言われて追い出された。
えっ・・・やっぱりそうなのか・・・
このゲームはやっぱり、オンライン前提なのか?
と絶望していると、街の中にゲーセンのアストロ筐体みたいなのを見つけた。
できる・・・この筐体はオフラインでも遊べるぞ!!
↑こういうの。
いゃ、確かに悪くない・・・、こういうゲーム嫌いじゃない。でもこのゲームをやるために5000円ちょっと出したわけじゃないんだ。
わしは、カラフルな銃でドンパチがやりたい。スプラトゥーンの街を走り回って、オフラインでも入れる店を探しまわった。
そして見つけた。一人用モードはちゃんと用意されていた。
ステージ制で、ステージの最後には電気ウナギがいて、それを集めるとボスステージが出現という感じ。ステージごとに用意されている様々なギミック。
↑扇風機を銃で撃つと床が上に上がっていく
パッと思い出したギミックとか攻略方法を書いていくと、例えば
- 銃を撃つとインクを吸って大きくなるスポンジ
- イカだけが通り抜けられる網
- ボムで敵の視線をひきつけて後ろから攻撃
- 壁に隠れつつ地面に色を塗って逃げ道を作ってからボスに特攻
- 掃除機にインクを掃除されないようにさっと壁をインクで塗ってから、イカになって一気に登る
まぁとにかく、一つ一つのギミックが丁寧に作ってある。
これを完成させるまで、開発の人たちはきっと何百回もブレストと試行錯誤を繰り返したのだろう。ステージ一つ一つのクオリティがめちゃくちゃ高い。
どうしてこんなにオフラインが楽しいゲームが、オンライン要素しかプッシュされなかったのか不思議に思う。
家のネット回線は支払いを忘れていて、料金未払いになってただけだった。
明日、ネット回線が復活したらネット対戦もやってみよ。